『渋沢栄一型実業・共栄アフィリエイトと、岩崎弥太郎型スパム、ネット上の決戦』:絵文録ことのは
上記記事のうち、「スパマーは人格を損なう」という言葉を読んで頭に思い浮かんたのは、「ゴミ投資家のためのインターネット投資術」なる書籍に記されていた、「援助交際は魂に悪い」である。
幸いなことに、その一節はネット上に公開されている。下のリンク先をお読みいただきたい。
『援助交際の女子高生に投資の本質を学ぶ』:海外投資を楽しむ会
絵文録ことのは筆者の松永さんと、そこに出てくるスパム・アフィリエイターとの会話は、まるで援助交際を咎める教師と女子高生とのそれのように思えてしまう。(人格を損なうというのなら、それを証明してみせて!)(*)
さて、上記リンク先に書かれている援助交際女子高生のように、市場原理に従って、スパム・アフィリエイターは減っていくのだろうか? 「検索結果をスパムで荒らす」という行為は、市場からペナルティを与えられるのだろうか? だとすればどのように?
それに関して、松永さんは、次のように書いている。
実際にはSEOに必須「Googleはいかにしてスパムサイトを弾いているか」――グーグル特許出願文書のわかりやすいまとめ [絵文録ことのは]2005/12/09で解明したとおり、こういった「努力」はすべて無駄になるどころか、ペナルティ対象として抹消される運命にある。何より、こういったサイトを作っていたからといって、それがアクセス「数」を強引にたたき出したとしても、決して「人気サイト」になることは絶対にありえない。むしろ、逆評価しか得られず、嫌われる一方である。
検索サイトからも消費者からも嫌われる、ということである。もしこのメカニズム(Googleアルゴリズムだけの意味ではなく、スパム的サイトを除いた「付加価値のある検索結果」を提示することのできる検索サイトが消費者の支持を得る、という仕組み)がうまくいくのであれば、なにもスパム・アフィリエイターに目くじらを立てることはない。検索サイトからのアクセスを得られなくなり、消費者の支持も得られなくなり、収益を上げられなくなったスパム・アフィリエイターは早晩消えていくはずだ。
だが、しかし。問題はもう少し複雑である。「検索サイトにそこまでの期待ができるものなのか?」という疑問があるからだ。その他のプレイヤー(アフィリエイト・サービス・プロバイダ、広告主)の動きと絡めて、次回以降、もう少し考えてみたい。
ということで、続く。
*スパムアフィリエイターは、例えばトラックバックスパムにより一般ブロガーに直接的に迷惑をかけているので、援助交際女子高生のように「誰にも迷惑をかけていないじゃん」という言い訳は通らない。が、ここでは、自作のリンクファームや付加価値の無いWEBページの量産によって検索結果を荒らす、という点に着目することにする。

