2005年12月28日

スパム・アフィリエイターと市場原理

渋沢栄一型実業・共栄アフィリエイトと、岩崎弥太郎型スパム、ネット上の決戦』:絵文録ことのは

 上記記事のうち、「スパマーは人格を損なう」という言葉を読んで頭に思い浮かんたのは、「ゴミ投資家のためのインターネット投資術」なる書籍に記されていた、「援助交際は魂に悪い」である。
 幸いなことに、その一節はネット上に公開されている。下のリンク先をお読みいただきたい。

援助交際の女子高生に投資の本質を学ぶ』:海外投資を楽しむ会

 絵文録ことのは筆者の松永さんと、そこに出てくるスパム・アフィリエイターとの会話は、まるで援助交際を咎める教師と女子高生とのそれのように思えてしまう。(人格を損なうというのなら、それを証明してみせて!)(*

 さて、上記リンク先に書かれている援助交際女子高生のように、市場原理に従って、スパム・アフィリエイターは減っていくのだろうか? 「検索結果をスパムで荒らす」という行為は、市場からペナルティを与えられるのだろうか? だとすればどのように?

 それに関して、松永さんは、次のように書いている。

実際にはSEOに必須「Googleはいかにしてスパムサイトを弾いているか」――グーグル特許出願文書のわかりやすいまとめ [絵文録ことのは]2005/12/09で解明したとおり、こういった「努力」はすべて無駄になるどころか、ペナルティ対象として抹消される運命にある。何より、こういったサイトを作っていたからといって、それがアクセス「数」を強引にたたき出したとしても、決して「人気サイト」になることは絶対にありえない。むしろ、逆評価しか得られず、嫌われる一方である。

 検索サイトからも消費者からも嫌われる、ということである。もしこのメカニズム(Googleアルゴリズムだけの意味ではなく、スパム的サイトを除いた「付加価値のある検索結果」を提示することのできる検索サイトが消費者の支持を得る、という仕組み)がうまくいくのであれば、なにもスパム・アフィリエイターに目くじらを立てることはない。検索サイトからのアクセスを得られなくなり、消費者の支持も得られなくなり、収益を上げられなくなったスパム・アフィリエイターは早晩消えていくはずだ。

 だが、しかし。問題はもう少し複雑である。「検索サイトにそこまでの期待ができるものなのか?」という疑問があるからだ。その他のプレイヤー(アフィリエイト・サービス・プロバイダ、広告主)の動きと絡めて、次回以降、もう少し考えてみたい。

 ということで、続く。

*スパムアフィリエイターは、例えばトラックバックスパムにより一般ブロガーに直接的に迷惑をかけているので、援助交際女子高生のように「誰にも迷惑をかけていないじゃん」という言い訳は通らない。が、ここでは、自作のリンクファームや付加価値の無いWEBページの量産によって検索結果を荒らす、という点に着目することにする。

posted by 柏 at 14:49| Comment(38) | TrackBack(11) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

無断引用

 イーホームズの藤田氏がメールを送ったという「きっこのブログ」さん。何か有名らしいけど、当の記事は長くて読む気がしない。

 それはいいとして、最初の方に書いてある、「無断引用はマナー違反」という意味の文言が気になった。

「きっこの日記」と「きっこのブログ」は、無断転載、無断転用を禁止にしてるけど、それは、あたしが苦労して書いてる文章を勝手にコピーして、自分のブログとか掲示板とかに貼りつけるマナー違反者が多いからだ。だけどこれは、あくまでも「無断」で転載したり引用したりする行為について警告してるワケで、事前でも事後でも、たったヒトコト、「引用させていただきました」って言うメールを送ってくれれば、何の問題もない。

 で、無断で引用させていただいたわけですが、絵文録ことのはさんによれば、「引用」は無断でやるのが当たり前らしいので、一安心。無知だと思われたくないので(正確には無知だということがバレるのはイヤなので)、引用させていただきましたメールは送らないことにします。

 引用文とは異なる主張を書いてるから、引用文は従の位置にある・・・のかな? そこをどう判断すべきなのかは、正直よくわからないな。無知だから。

posted by 柏 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年12月15日

こつこつまじめに働くということ

 この記事は、「なぜあなたは幸せなのか、と言われても」の続きです。

 もし日本人が1500万という年収のときに最も幸せである感じるのなら、こつこつまじめに働くことで1500万円までは得られる社会であるべき、と言うあざらしサラダさんのコメントについて。(前半の仮定は、そのネタ元となっている研究の信憑性が怪しいのだが、とりあえず成り立つものとする。)

 以下、単なるコメントです。単なるコメント以外書いたことないが。

 当初私は、こつこつまじめに働くという行為は人的資本への過剰投資であるとか、以前の日本ではそのリスクが年金と値上がりし続ける土地によってヘッジされていたのだとか、そういうことを書こうかと思っていた。が、やめた。あんまり面白い話でもないし。

 結局のところ、私にはこつこつまじめに働く、という行為がどういうことなのか、よくわからないのだ。もちろん私は毎日こつこつまじめに働いているのだが、それで何をしているのかと言うと、他人がこつこつまじめに働かなくても済むようになるモノ、今よりもラクに働けるようになるモノ、を作ったりしているのである。(それだけではないが。)
 上記の社会が実現し、客から「そんなモノ無くてもこつこつまじめに働ければ幸せだから要らないよ」と言われたら、私は路頭に迷ってしまう。
 それでも、私はこつこつまじめに働けばいいのだろうか? 何をすればいいのだろうか? 何か、したくないことをしなければいけないのか? やっぱりよくわからない。

 ・・・ふと、疑問に思った。日本人の所得を集めて平等に再分配したら、果たして1500万円に達するのだろうか?
 日本の国民総所得は約506兆円(2003年)。一方、日本の人口は約1億3000万人(2004年)。単純に割り算すると、一人頭約400万円だ。
 なるほど、みんな4人以上の家族になれば、世帯年収は1500万円を超えて、ちょうどいい感じだ。(この計算、理に適ってるのかどうか、誰か教えてください。)

 ・・・そんな社会はイヤだ、な。

 先日、書店で、ある本を立ち読みした。有名なデイトレーダーの本だった。書名は忘れてしまった。(多分、コレ。)著者曰く、デイトレードは一攫千金を狙うものではなくて、毎日こつこつと、地道に利益を積み重ねていく投資法だ。とか何とか、そういう感じのことが書いてあった。
 いいんじゃない? こつこつまじめにデイトレード。それが性格的に合っているという人もいるでしょう。みんな頑張って年収1500万円を目指して欲しいものである。

posted by 柏 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

VIP STAR クオリティタカスwww

 大変遅まきながら、VIP STARを見てみた。

 元のネタを詳しく知らないので今まで見なかったのだが、いやー、これすごいわ。あ、元のネタって、POP STARの方ね。歌詞の方は、大体意味わかります!(大威張り)
 しかしこのクオリティの高さは、歌ってる人の声のおかげだなあ。是非紅白で本人と共演して欲しい。無理だけど。

 FLASH版は映像と音楽が微妙にズレているので、WMVの方がおすすめです。

 関連リンクを幾つか。小鳥さんのところでWMVファイルがダウンロードできます。

posted by 柏 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

こんなうまい商売は、ほっとけない

 フジのスタ☆メンという番組で、ホワイトバンドが取り上げられていた。

 今更感想も何も無いのだが、つらつらとホワイトバンド関連のサイトを見ていたら、こんなのがあった。

【楽天市場】カラーバンド(シリコンバンド):テレナコーポレーションeショップ

 いやあ、壮観ですな。興味が無かったので、こんなに色々な色が(洒落)あるなんて、全然知りませんでした。が、商売の原則から言って、当然予想して然るべきでしたね。

そういえば2ch実況板のレスで、

427 名前: 名無しでいいとも! 投稿日: 2005/12/11(日) 22:43:51 ID:yWv7uytI
俺ホワイトバンド黒く塗ってつけようかな

ってのがありましたが、ブッシュ政権批判と勘違いされるかもしれないので注意。

posted by 柏 at 01:01| Comment(3) | TrackBack(3) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

耐震強度偽装問題と住宅ローン

 公的資金の投入が決定した・・・んだっけ? 資産がパーになっただけならともかく、負債抱えて家が無いんじゃねえ、そりゃまあ、同情もしたくなる。それに、業者の許認可制を敷いていたのは行政なんだから、責任の一端は担うべきだろう。
 実際幾らぐらい払ってあげるのか、非常に難しいですが。

 ところで、あざらしサラダさん、R30さんのブログを読んでいたら、「金を貸した側にも責任があるんじゃないの?」というお話があった。(あざらしサラダさんが引用しているのは「よろずもめごと論」さん。)

 そのお話を聞いて脊髄反射的に思うのは、「負債抱えて家が無い」人は、もともとローンがウィズリコース(遡及型)であったためであって、そういうローンを組んだのはそういうローンを組んだ人なので、銀行に責任取れってのはちょっと筋が違うんじゃないのかなあと。そんなこと言うならもっと金利を高くしていたのに、と言われてしまうのでは。(そして今ローンを組んでいる人がとばっちりを受けるのでは。)

 もちろん、銀行の肩を持つ気なんて、さらさら無いわけだが。これを機に、日本でもノンリコースローンという選択肢がより簡単に取れるようになればいいと思う。現在それがどれだけ難しいのか、よく知りませんが。
 それに、あれだ。夢とか老後の安定とか自己実現とか言って年収の数倍もの借金をしてくれて担保の価値が負債を下回っても文句を言わずにせっせと金利を払ってくれるお客様が大勢いる、こんなおいしい市場を銀行に独占させているのがそもそも間違いなんじゃないだろうか。モーゲージ債を流通させて、リスクを取る人を多様化させれば、ローン形態が変わっても金利はそれほど上がらなくて済むのではないだろうか・・・?(自信無し)

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2005年12月02日

なぜあなたは幸せなのか、と言われても

 先日の記事に、あざらしサラダさんから、こんなコメントを頂いた。

[前略]
ところで、先日の産経新聞に「所得(世帯全体)をめぐっては年収千五百万円までは所得が上がるにつれて幸福度も上昇したが、千七百万円以上になると逆に低下するという皮肉な結果も出た」という記事が掲載されていましたが、そうであれば、こつこつとまじめに働くことで1500万円までは得られる社会であるべきだと思うし、逆に1700万円以上の収入を得ている方は、社会を良くするために積極的に投資すればいいと思ったりしますが、いかがでしょうか。
続きを読む:「なぜあなたは幸せなのか、と言われても」
posted by 柏 at 19:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2005年11月27日

テスト・ザ・ネイション 全国一斉IQテスト

2005年度版 テスト・ザ・ネイション

 私はザ!鉄腕!DASH!!が見たかった。それに、IQテストなんてあんまり意味が無い(特にテレビ番組の、なんて)と思っているので、バカにしていた。
 が、嫁が見たいと言うので、ついでだから全問マジメに受けてみることにした。夕飯食いながら。

 結果の前に、Wikipediaの「知能指数」から引用。

テレビ番組(テスト・ザ・ネイション)やインターネットの無料サイトで測定するIQは、全てがそうであるとはいえないが、あまり正確ではなく、適当ではない。それはバラエティー性(解くのが楽しいか)を重視したものが多く、有料の知能検査ほどには正確さ、適当さはないといわれる。

 私は、80問中73問正解で、IQは136だった。
 脳のタイプによる適職は、研究者、建築家、漫画家、エンジニア、ゲームクリエーター、獣医、料理人だって。適職なのか。よかったよかった。

 最後に、2chで見つけた、真理を突いた言葉を。

438 名前: 名無しステーション 投稿日: 2005/11/27(日) 21:21:58 ID:xc/hTjVY0
こんなんやってる時点でIQ低い

 ・・・ごもっとも。

posted by 柏 at 22:10| Comment(2) | TrackBack(2) | 日記 | 更新情報をチェックする

BON JOVI 2006 東京公演

 また東京ドームか・・・。音悪くてイヤなんだよな。行くけど。
 そんなに一杯観客来るのかな? もうちょっとばかり小さくて音がいいとこでやって欲しい。

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2005年11月26日

株式投資はギャンブルである

 以前、トラックバックをさせて頂いたあざらしサラダさんのところで、面白い記事(+コメントでの議論)があった。

現場を知らない子供(チルドレン)たち
♪よーく考えよう、お金は大事だよ

 佐藤ゆかり議員が「一般家計向けの株式投資優遇税制の再設計」に言及したのに対して、ギャンブルをやって家計の足しにしろとは何たることか、とお怒りのご様子である。
 それに対してコメント欄では「株式投資はギャンブルではない、資産運用である」という旨の批判が寄せられているようだ。

 もっともあざらしサラダさんの記事の主旨はコメント欄(下記に引用する)を読んでも明らかなように、ギャンブルだろうが資産運用だろうが、家計の一助としてそんな手段を採用しないと余裕が持てない社会を衆議院議員という立場の人間が目指しているのは問題である、ということだろう(と思う)。

 もちろん、リスクを承知の上で株式運営をしたい人はすればいいと思いますが、こつこつとまじめに働くだけでは生活に余裕が持てない、そんな社会を子供たちに残す罪は大きいと思います。
 資産運用ならば、個々人がリスクとリターンを判断して好きなようにすればいいと思いますが、生活費を稼ぐ手段として、こつこつまじめに働くのではなくてリスクのある道を勧めるのはいかがなものかと言っているだけなのですが。

 よって、「これからの世の中、資産運用の知識が重要であるにも関わらず、株式投資について何も知らないままでいるのはマズイだと思わないのか」というような批判は、的を射ていない。マズイとしても、そもそもその前提となっている「これからの世の中」が、果たしてそんなんでいいんかい、という問題提起なのだから。(*)

 それに実際には、多くの個人投資家にとって株式投資がギャンブルであることは、少し考えればわかる。テクニカル指標を使って短期での儲けを狙った取引や、各ネット証券で熱心に推奨される日計り商い(デイトレード)などは、明らかに資産運用と言うよりは「娯楽」の範疇である。
 書店に行けば「素人でも○億円稼げる」だの「30万円が2年で○億円に!」だのといった射幸心を煽る文句が満載の株式投資指南本が所狭しと並んでいる。そのほとんどは、雑誌の裏表紙やスポーツ新聞に載っているロトくじ必勝法とか競馬必勝法とかと、何ら変わりが無い。
 「身ぐるみ引っぺがされないように、よーく考えよう、笑。」というあざらしサラダさんの言葉は、至言である。

 まあ、結論としては。

 私としては、投資未経験者が株式市場にどんどん参入してくるのはウェルカムである。できれば勉強などあまりせずに入ってきて欲しい。それがマイホームを長期ローンで購入して(=年収の数倍のレバレッジをかけて不動産投機を行って)いながら未だそのリスクに気づいていないような人々ならば、なお嬉しい。(私には、「身ぐるみ引っぺがす」ようなことはできません。ただ、私より少しでも逃げ遅れる人がいてくれると、何かと安心なのです。)
 また、私はギャンブルとしての株式投資をやっているつもりはあまり無いので、私が株を保有している会社の社員の方々には、身を粉にしてこつこつ働いて、利益を積み上げて頂きたい。それはそれで当然ウェルカムである。

*個人的には、私は大筋はそれで構わないと思っている。そもそもこれまでが異常だったのだ。リスクが顕在化していなかったという意味で。

posted by 柏 at 01:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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