2005年12月28日

スパム・アフィリエイターと市場原理

渋沢栄一型実業・共栄アフィリエイトと、岩崎弥太郎型スパム、ネット上の決戦』:絵文録ことのは

 上記記事のうち、「スパマーは人格を損なう」という言葉を読んで頭に思い浮かんたのは、「ゴミ投資家のためのインターネット投資術」なる書籍に記されていた、「援助交際は魂に悪い」である。
 幸いなことに、その一節はネット上に公開されている。下のリンク先をお読みいただきたい。

援助交際の女子高生に投資の本質を学ぶ』:海外投資を楽しむ会

 絵文録ことのは筆者の松永さんと、そこに出てくるスパム・アフィリエイターとの会話は、まるで援助交際を咎める教師と女子高生とのそれのように思えてしまう。(人格を損なうというのなら、それを証明してみせて!)(*

 さて、上記リンク先に書かれている援助交際女子高生のように、市場原理に従って、スパム・アフィリエイターは減っていくのだろうか? 「検索結果をスパムで荒らす」という行為は、市場からペナルティを与えられるのだろうか? だとすればどのように?

 それに関して、松永さんは、次のように書いている。

実際にはSEOに必須「Googleはいかにしてスパムサイトを弾いているか」――グーグル特許出願文書のわかりやすいまとめ [絵文録ことのは]2005/12/09で解明したとおり、こういった「努力」はすべて無駄になるどころか、ペナルティ対象として抹消される運命にある。何より、こういったサイトを作っていたからといって、それがアクセス「数」を強引にたたき出したとしても、決して「人気サイト」になることは絶対にありえない。むしろ、逆評価しか得られず、嫌われる一方である。

 検索サイトからも消費者からも嫌われる、ということである。もしこのメカニズム(Googleアルゴリズムだけの意味ではなく、スパム的サイトを除いた「付加価値のある検索結果」を提示することのできる検索サイトが消費者の支持を得る、という仕組み)がうまくいくのであれば、なにもスパム・アフィリエイターに目くじらを立てることはない。検索サイトからのアクセスを得られなくなり、消費者の支持も得られなくなり、収益を上げられなくなったスパム・アフィリエイターは早晩消えていくはずだ。

 だが、しかし。問題はもう少し複雑である。「検索サイトにそこまでの期待ができるものなのか?」という疑問があるからだ。その他のプレイヤー(アフィリエイト・サービス・プロバイダ、広告主)の動きと絡めて、次回以降、もう少し考えてみたい。

 ということで、続く。

*スパムアフィリエイターは、例えばトラックバックスパムにより一般ブロガーに直接的に迷惑をかけているので、援助交際女子高生のように「誰にも迷惑をかけていないじゃん」という言い訳は通らない。が、ここでは、自作のリンクファームや付加価値の無いWEBページの量産によって検索結果を荒らす、という点に着目することにする。

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2005年12月19日

無断引用

 イーホームズの藤田氏がメールを送ったという「きっこのブログ」さん。何か有名らしいけど、当の記事は長くて読む気がしない。

 それはいいとして、最初の方に書いてある、「無断引用はマナー違反」という意味の文言が気になった。

「きっこの日記」と「きっこのブログ」は、無断転載、無断転用を禁止にしてるけど、それは、あたしが苦労して書いてる文章を勝手にコピーして、自分のブログとか掲示板とかに貼りつけるマナー違反者が多いからだ。だけどこれは、あくまでも「無断」で転載したり引用したりする行為について警告してるワケで、事前でも事後でも、たったヒトコト、「引用させていただきました」って言うメールを送ってくれれば、何の問題もない。

 で、無断で引用させていただいたわけですが、絵文録ことのはさんによれば、「引用」は無断でやるのが当たり前らしいので、一安心。無知だと思われたくないので(正確には無知だということがバレるのはイヤなので)、引用させていただきましたメールは送らないことにします。

 引用文とは異なる主張を書いてるから、引用文は従の位置にある・・・のかな? そこをどう判断すべきなのかは、正直よくわからないな。無知だから。

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2005年12月15日

こつこつまじめに働くということ

 この記事は、「なぜあなたは幸せなのか、と言われても」の続きです。

 もし日本人が1500万という年収のときに最も幸せである感じるのなら、こつこつまじめに働くことで1500万円までは得られる社会であるべき、と言うあざらしサラダさんのコメントについて。(前半の仮定は、そのネタ元となっている研究の信憑性が怪しいのだが、とりあえず成り立つものとする。)

 以下、単なるコメントです。単なるコメント以外書いたことないが。

 当初私は、こつこつまじめに働くという行為は人的資本への過剰投資であるとか、以前の日本ではそのリスクが年金と値上がりし続ける土地によってヘッジされていたのだとか、そういうことを書こうかと思っていた。が、やめた。あんまり面白い話でもないし。

 結局のところ、私にはこつこつまじめに働く、という行為がどういうことなのか、よくわからないのだ。もちろん私は毎日こつこつまじめに働いているのだが、それで何をしているのかと言うと、他人がこつこつまじめに働かなくても済むようになるモノ、今よりもラクに働けるようになるモノ、を作ったりしているのである。(それだけではないが。)
 上記の社会が実現し、客から「そんなモノ無くてもこつこつまじめに働ければ幸せだから要らないよ」と言われたら、私は路頭に迷ってしまう。
 それでも、私はこつこつまじめに働けばいいのだろうか? 何をすればいいのだろうか? 何か、したくないことをしなければいけないのか? やっぱりよくわからない。

 ・・・ふと、疑問に思った。日本人の所得を集めて平等に再分配したら、果たして1500万円に達するのだろうか?
 日本の国民総所得は約506兆円(2003年)。一方、日本の人口は約1億3000万人(2004年)。単純に割り算すると、一人頭約400万円だ。
 なるほど、みんな4人以上の家族になれば、世帯年収は1500万円を超えて、ちょうどいい感じだ。(この計算、理に適ってるのかどうか、誰か教えてください。)

 ・・・そんな社会はイヤだ、な。

 先日、書店で、ある本を立ち読みした。有名なデイトレーダーの本だった。書名は忘れてしまった。(多分、コレ。)著者曰く、デイトレードは一攫千金を狙うものではなくて、毎日こつこつと、地道に利益を積み重ねていく投資法だ。とか何とか、そういう感じのことが書いてあった。
 いいんじゃない? こつこつまじめにデイトレード。それが性格的に合っているという人もいるでしょう。みんな頑張って年収1500万円を目指して欲しいものである。

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2005年12月14日

VIP STAR クオリティタカスwww

 大変遅まきながら、VIP STARを見てみた。

 元のネタを詳しく知らないので今まで見なかったのだが、いやー、これすごいわ。あ、元のネタって、POP STARの方ね。歌詞の方は、大体意味わかります!(大威張り)
 しかしこのクオリティの高さは、歌ってる人の声のおかげだなあ。是非紅白で本人と共演して欲しい。無理だけど。

 FLASH版は映像と音楽が微妙にズレているので、WMVの方がおすすめです。

 関連リンクを幾つか。小鳥さんのところでWMVファイルがダウンロードできます。

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2005年12月12日

こんなうまい商売は、ほっとけない

 フジのスタ☆メンという番組で、ホワイトバンドが取り上げられていた。

 今更感想も何も無いのだが、つらつらとホワイトバンド関連のサイトを見ていたら、こんなのがあった。

【楽天市場】カラーバンド(シリコンバンド):テレナコーポレーションeショップ

 いやあ、壮観ですな。興味が無かったので、こんなに色々な色が(洒落)あるなんて、全然知りませんでした。が、商売の原則から言って、当然予想して然るべきでしたね。

そういえば2ch実況板のレスで、

427 名前: 名無しでいいとも! 投稿日: 2005/12/11(日) 22:43:51 ID:yWv7uytI
俺ホワイトバンド黒く塗ってつけようかな

ってのがありましたが、ブッシュ政権批判と勘違いされるかもしれないので注意。

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2005年12月08日

耐震強度偽装問題と住宅ローン

 公的資金の投入が決定した・・・んだっけ? 資産がパーになっただけならともかく、負債抱えて家が無いんじゃねえ、そりゃまあ、同情もしたくなる。それに、業者の許認可制を敷いていたのは行政なんだから、責任の一端は担うべきだろう。
 実際幾らぐらい払ってあげるのか、非常に難しいですが。

 ところで、あざらしサラダさん、R30さんのブログを読んでいたら、「金を貸した側にも責任があるんじゃないの?」というお話があった。(あざらしサラダさんが引用しているのは「よろずもめごと論」さん。)

 そのお話を聞いて脊髄反射的に思うのは、「負債抱えて家が無い」人は、もともとローンがウィズリコース(遡及型)であったためであって、そういうローンを組んだのはそういうローンを組んだ人なので、銀行に責任取れってのはちょっと筋が違うんじゃないのかなあと。そんなこと言うならもっと金利を高くしていたのに、と言われてしまうのでは。(そして今ローンを組んでいる人がとばっちりを受けるのでは。)

 もちろん、銀行の肩を持つ気なんて、さらさら無いわけだが。これを機に、日本でもノンリコースローンという選択肢がより簡単に取れるようになればいいと思う。現在それがどれだけ難しいのか、よく知りませんが。
 それに、あれだ。夢とか老後の安定とか自己実現とか言って年収の数倍もの借金をしてくれて担保の価値が負債を下回っても文句を言わずにせっせと金利を払ってくれるお客様が大勢いる、こんなおいしい市場を銀行に独占させているのがそもそも間違いなんじゃないだろうか。モーゲージ債を流通させて、リスクを取る人を多様化させれば、ローン形態が変わっても金利はそれほど上がらなくて済むのではないだろうか・・・?(自信無し)

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2005年12月02日

なぜあなたは幸せなのか、と言われても

 先日の記事に、あざらしサラダさんから、こんなコメントを頂いた。

[前略]
ところで、先日の産経新聞に「所得(世帯全体)をめぐっては年収千五百万円までは所得が上がるにつれて幸福度も上昇したが、千七百万円以上になると逆に低下するという皮肉な結果も出た」という記事が掲載されていましたが、そうであれば、こつこつとまじめに働くことで1500万円までは得られる社会であるべきだと思うし、逆に1700万円以上の収入を得ている方は、社会を良くするために積極的に投資すればいいと思ったりしますが、いかがでしょうか。
続きを読む:「なぜあなたは幸せなのか、と言われても」
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2005年11月27日

テスト・ザ・ネイション 全国一斉IQテスト

2005年度版 テスト・ザ・ネイション

 私はザ!鉄腕!DASH!!が見たかった。それに、IQテストなんてあんまり意味が無い(特にテレビ番組の、なんて)と思っているので、バカにしていた。
 が、嫁が見たいと言うので、ついでだから全問マジメに受けてみることにした。夕飯食いながら。

 結果の前に、Wikipediaの「知能指数」から引用。

テレビ番組(テスト・ザ・ネイション)やインターネットの無料サイトで測定するIQは、全てがそうであるとはいえないが、あまり正確ではなく、適当ではない。それはバラエティー性(解くのが楽しいか)を重視したものが多く、有料の知能検査ほどには正確さ、適当さはないといわれる。

 私は、80問中73問正解で、IQは136だった。
 脳のタイプによる適職は、研究者、建築家、漫画家、エンジニア、ゲームクリエーター、獣医、料理人だって。適職なのか。よかったよかった。

 最後に、2chで見つけた、真理を突いた言葉を。

438 名前: 名無しステーション 投稿日: 2005/11/27(日) 21:21:58 ID:xc/hTjVY0
こんなんやってる時点でIQ低い

 ・・・ごもっとも。

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BON JOVI 2006 東京公演

 また東京ドームか・・・。音悪くてイヤなんだよな。行くけど。
 そんなに一杯観客来るのかな? もうちょっとばかり小さくて音がいいとこでやって欲しい。

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2005年11月26日

株式投資はギャンブルである

 以前、トラックバックをさせて頂いたあざらしサラダさんのところで、面白い記事(+コメントでの議論)があった。

現場を知らない子供(チルドレン)たち
♪よーく考えよう、お金は大事だよ

 佐藤ゆかり議員が「一般家計向けの株式投資優遇税制の再設計」に言及したのに対して、ギャンブルをやって家計の足しにしろとは何たることか、とお怒りのご様子である。
 それに対してコメント欄では「株式投資はギャンブルではない、資産運用である」という旨の批判が寄せられているようだ。

 もっともあざらしサラダさんの記事の主旨はコメント欄(下記に引用する)を読んでも明らかなように、ギャンブルだろうが資産運用だろうが、家計の一助としてそんな手段を採用しないと余裕が持てない社会を衆議院議員という立場の人間が目指しているのは問題である、ということだろう(と思う)。

 もちろん、リスクを承知の上で株式運営をしたい人はすればいいと思いますが、こつこつとまじめに働くだけでは生活に余裕が持てない、そんな社会を子供たちに残す罪は大きいと思います。
 資産運用ならば、個々人がリスクとリターンを判断して好きなようにすればいいと思いますが、生活費を稼ぐ手段として、こつこつまじめに働くのではなくてリスクのある道を勧めるのはいかがなものかと言っているだけなのですが。

 よって、「これからの世の中、資産運用の知識が重要であるにも関わらず、株式投資について何も知らないままでいるのはマズイだと思わないのか」というような批判は、的を射ていない。マズイとしても、そもそもその前提となっている「これからの世の中」が、果たしてそんなんでいいんかい、という問題提起なのだから。(*)

 それに実際には、多くの個人投資家にとって株式投資がギャンブルであることは、少し考えればわかる。テクニカル指標を使って短期での儲けを狙った取引や、各ネット証券で熱心に推奨される日計り商い(デイトレード)などは、明らかに資産運用と言うよりは「娯楽」の範疇である。
 書店に行けば「素人でも○億円稼げる」だの「30万円が2年で○億円に!」だのといった射幸心を煽る文句が満載の株式投資指南本が所狭しと並んでいる。そのほとんどは、雑誌の裏表紙やスポーツ新聞に載っているロトくじ必勝法とか競馬必勝法とかと、何ら変わりが無い。
 「身ぐるみ引っぺがされないように、よーく考えよう、笑。」というあざらしサラダさんの言葉は、至言である。

 まあ、結論としては。

 私としては、投資未経験者が株式市場にどんどん参入してくるのはウェルカムである。できれば勉強などあまりせずに入ってきて欲しい。それがマイホームを長期ローンで購入して(=年収の数倍のレバレッジをかけて不動産投機を行って)いながら未だそのリスクに気づいていないような人々ならば、なお嬉しい。(私には、「身ぐるみ引っぺがす」ようなことはできません。ただ、私より少しでも逃げ遅れる人がいてくれると、何かと安心なのです。)
 また、私はギャンブルとしての株式投資をやっているつもりはあまり無いので、私が株を保有している会社の社員の方々には、身を粉にしてこつこつ働いて、利益を積み上げて頂きたい。それはそれで当然ウェルカムである。

*個人的には、私は大筋はそれで構わないと思っている。そもそもこれまでが異常だったのだ。リスクが顕在化していなかったという意味で。

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2005年11月25日

どっちもがんばれ

カタカナはわかりません
消費者は偉大だ
帰ってきたら、そういうことになっていた

 R30さんはアルファブロガー(って何だろう)だし、もう一方のmakatoさんの書いてる文章はおもしろいし、もっとどんどん読みたいので、お二方とも是非頑張って楽しませていただきたい。

 という視点は当然ながらR30さんから見たmakatoさんに近いのだろうけど、私から見ればどっちも遠いわけで、要するにその辺はどうでもよくて、ただタダで色んな文章を読めるということに感謝する次第です。

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2005年11月22日

リバータリアンですが何か?

 以前、Meine Sache ~マイネ・ザッヘ~さんのところで紹介されていた世界一小さな政治クイズ

 答えを迷うところを何回か変えてやってみたが、私は、だいたいリバータリアンか中間主義派になるようだ。左右どちらかというと、ちょうど真ん中か、一目盛りだけ右に行ったりする。

 まあ、予想通り・・・かな?

 しかし、Meine Sache ~マイネ・ザッヘ~さんのところのトラックバックやコメントを見てみると、面白いほど皆リベラルか中道。
 あのmumurブログさんもリベラルだったらしい。

 ふ~ん。

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2005年11月08日

反省

 昨日の話は、冷静になってみると、最初からきちんと口止めしておけばよかった、ただそれだけの話であった。

 単に自分が悪かっただけだ。反省。

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2005年11月06日

「結婚」とは何なのか

 今日、高校のときの同級生で、今も付き合いのある友人(男)の結婚式に出席してきた。
 私は既婚者なのだが、「結婚」という制度とはいったい何なのか、考えさせられるできごとがあったので書いてみたい。

 友人の結婚相手・・・つまり新婦さんは、私たちの年齢よりも6歳下であった。若いって素晴らしい。
 そのため、挙式・披露宴に来ていた新婦さんの友人も、当然若かった。しかもさらに素晴らしいことに、かわいい女の子がとても多かった。近年稀に見る「アタリ」の披露宴である。
 その中でも、特にかわいい女の子がいた。芸能人で言うと、山本梓とか坂下千里子とか、そういう感じ。失礼ですが、すっごい好みのタイプでした。隣のテーブルだったのだが、歓談中、ずっと横顔をちらちら眺めていた。(キモイ。)

 披露宴の後は、場所を移して二次会が開催された。そして期待通り、その子も二次会に出席していた。
 私は、会が始まる前にさりげなくその子の近くの席を陣取った。それからキッカケを作って話しかけた。それからうまいこと話を盛り上げ、仲良くなった。俺スゴイ。俺頑張った。
 そして、二次会の終了間際、「この後、すぐ帰っちゃう?よかったら、一緒に三次会でもしない?」と、声をかけたのであった。

 実は、私もその女の子も、それぞれ4人のグループで二次会に出席していた。彼女は友達と相談したあとで、私に快く「OK」の返事をくれた。友達って本当に素晴らしい。

 店を移動しての三次会(と言うより4対4合コン)でも、思った以上に話が弾んだ。私は、目当ての女の子と親しくお話ができ、本当に楽しくて、幸せなひと時を過ごしていた。

 ・・・と こ ろ が 。

 話の途中、私の友人が、「この中に一人だけ既婚者がいます!さて誰でしょう?」などという、朝のワイドショーで必ず放送される星占い並に余計なクイズを、女性陣に出しやがった。(答えは、「私」です。ちなみに女性陣は全員未婚。)
 幸いその時は誰も当てることができず(私は結婚指輪をいつもしていない)、正解が明かされることはなかったのだが、女性陣としては当然正解が気になっていたようだ。目当ての女の子も、明らかに気にしていた。

 で、三次会もお開きが近づき。そろそろメールアドレスの交換でもしようかなー、ってところで、「さっきのクイズの答えって誰?」みたいな質問が、女性陣から我々男性陣に投げかけられたのだった。
 客観的に見て、我々がその答えを教えざるを得ないような状況になっているのは明らかであった。初めは何となく、やがてはっきりと、男性三人の視線が、私に集中する。
 私は、観念して、ゆっくりと右手を上げた。

 その後のことは、あまり良く覚えていない。ただ、誰かと誰かがメールアドレスの交換をするのを、遠くから他人事のように見ていたことだけは、おぼろげながら記憶に残っている。

 いや、あのね。私は別に、既婚者だってことをバラすな、って言いたいわけじゃないんです。友達の奥さんの友達なんだから、どっちにしろ悪いことなんてできないし。メールアドレス交換も、実際にはするつもりなかったし。多分。
 むしろ、既婚者だって黙ってる方が、悪い。教えない方がおかしい。教えた友人が普通。俺異常。それはわかります。痛いほどよくわかります。
 でもさ、三次会参加メンバーの中には、彼女持ちもいたんですよ。そろそろ結婚するみたいなこと言ってたんですよそいつは。だけど、別に「彼女います?」って聞かれたわけじゃないんだから、それは言う必要がない。こっちからあえて言わなくてもいい。常識では、きっとそうだと思う。
 だったらなぜ、結婚しているってことは言わなきゃいけないの? 結婚しているのとしていないのって、何が違うんだ? 結婚って何? 俺、なんか悪いことしたのかな? 俺の今日の苦労は全部無駄だった? とっとと帰ればよかったのか?
 ・・・そんなことを一人考えながら、私は寂しく家路についた。

 家では、終電で帰った私を、嫁が寝ないで待っててくれました。本当にありがとうございます。

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2005年11月05日

Lifehacks

 百式管理人・田口さんのブログi d e a * i d e aで知った、Lifehacksという概念。

 仕事でもプライベートでも、こういうのの必要性を最近富に感じる。自分で手帳なんかを使おうとしているのだが、どうも人類最大の敵「めんどくさい」に打ち克てず、うまく使いこなせていない。

 簡単にできるTIPSのようなものが意外と重要だったりするので、まずは自分に合うやり方を、いろいろ試しながら探していこうと思う。

 ところで、i d e a * i d e aとタイプするとき、一つおきにスペースを打とうとしても、自然に指が「idea」と打ち込みそうになってしまう。むしろ全部打ってから最後にスペースを打つほうが簡単で早いということに気づいた。これはすごいアイディアだ。

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2005年11月03日

桜の木を残すコスト

東馬込の桜 業者、伐採一時見送り 住民抗議、対立続く

 テレビのワイドショーでも取り上げられた、大田区の桜伐採問題(問題?)。マンション建設に際しての桜の木伐採に周辺住民が反対・抗議しているという話なのだが、その住民の抗議の仕方がテレビ的にネタになるようなものだったばっかりに、全国的に有名になってしまった。

 この件に関して何か書こうと思い、幾つかのブログを見て回った。ざっとチェックした限りでは、周辺住民の身勝手な振る舞いを非難しつつ、桜が伐られること自体には遺憾の意を示す、という感じの投稿が多かった。

 そんな中、あざらしサラダさんの記事「△桜の移植ってそんなに大変なのですか? 」は、建設的で良かった。
 桜の木の移植コストを抗議をしている住民側が負担すればよい、という主張はいろいろなブログで見られるが、それを建設業者側が負担することで住民との関係改善を図れるのでは、という提案は、うんうんそうだよねえ、という同意を抱かせる。
 もっとも、コメント欄にあるように、「移植」は住民側の不満を解消する手段にはなりえないかもしれない。が、どのような形にしろ桜を残すことにかかるコストが結局は問題なわけで、それを誰が負担するのか、なぜ負担するのか、という議論がどのようになされているのかが知りたいところである。

 一方、衆愚の里のカラスさんというブログには、ほかのブログには無い主張が書かれた記事「環境破壊企業=野村不動産! 社員による2チャンネル書き込みをやめさせろ!!」があった。

 作者の方は、こう書いている。

 で、「マンション建設が嫌だ」&「馬込の桜が残されたらいいな」と思っている私の願いが実現されるのなら、それによって嬉しくなる分に対してだけなら、私はお金を払っても良いと思っています。つまり、もしも野村のクソマンション建設をやめさせて、馬込の屋敷森と桜を、東京都か日本政府の力で残してもらうことが出来るのなら、その費用の一部を間接的に支払う気持ちはあるのです。つまり、喜んで税金を払うというこってす。
 作者の方は東京都民のようだが、コスト負担に前向きのようである。無論幾らまでなら出せるとは書いていないのだが、少なくともこうしてコスト負担を受け入れようという人間が大勢いるのなら、この問題についての議論はもっと建設的に進むのではないかと思う。

 ただ、上記のブログ記事には、「そんなに桜を残したいのなら住民があの土地を買いとればいいだろう」という主張をバカにする記述がある。税金という(間接的な)形ならいいが、当事者が直接買い取るという形では、コストを負担できないということだろうか?
 なぜ、私有地の売買にわざわざ自治体を介入させたがるのだろう。その辺の気持ちは私には理解できない。仲介に第三者が入るということは、当然その分コストの増大を招く。
 あるいは、当事者でない人間にもコストを広く薄く負担させるべきだという考え方なのだろうか? 自治体なら、それを強制的に実行できる。
 どっちにしろ、私に同意できる考え方ではない。

 ともあれ、もう伐られちゃったんだっけか? 住民の方々は、抗議の意味も込めて、桜の木の姿をマンションの壁にレーザー光線で照射するプロジェクトでも立ち上げてみたらいかがでしょうか。

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2005年10月30日

村上ファンドの「浅ましさ」

 楽天TBS買収のニュースの影響ですっかりかき消された感のある、村上ファンドの阪神電鉄株取得問題(問題?)であるが、本日、それについて書かれている、非常に香ばしい文章を読んだ。
 R25というフリーマガジンの66号の最後のページに載っている、作家の石田衣良による「空は、今日も、青いか?」というコラムである。(コラムタイトルは、「ファンドの正体」。)

 このコラム、冒頭は、

またも浅ましいニュースである。
で始まる。結びは
まったくどうでもよくて、浅ましい話である。
である。その間、全編に渡って村上ファンドの「浅ましさ」をこき下ろす文章となっている。

 だが、内容は特にどうということはなくて、村上ファンドが表立ってやっていること ― すなわち誰でも知っている資本主義社会のルールとファンドの役割を、「村上ファンドは浅ましい」という悪意に満ちた主張を交えて記してあるだけである。「ファンドの正体」もなにもない。
 実際、運用会社や証券会社で働く人たちへの職業差別だと言ってもいいぐらい、一般論を以って村上氏を批判している。

 金を儲けようとすることを「浅ましい」と非難されてしまうと、資本市場参加者としては、反論のしようがない。
 石田氏も、自らの利益を追求することが全体の利益となる、という市場の大原則を知らないわけでもあるまい。ということは、石田氏は、資本市場の仕組みそのものが浅ましい、と主張しているわけだ。そりゃもう、「はいはいそうですね」と言うしかない。

 石田氏が持つ、この「金儲けは浅ましい」という倫理感は、多くの日本人が共有するものだと思うし、ある程度共感もできる。
 だが一方で、金儲けは汚い、と思っている石田氏は、売れっ子の作家であるし、おそらく一般の人よりも多くのお金を儲け、資本市場に貢献していることだろう。それなのに、村上ファンドの金儲けを浅ましいと名指しで批判する。その心理は、いったいどこから来るのだろうか。

 私は、その心理は「後ろめたさ」の裏返しから来るのではないかと思う。
 世界を見渡せば、日々の食事にすら困り死んでいく子供らが大勢いる。一方で自分は恵まれた環境で、その子らに比べればまるで王侯貴族のような生活している。金儲けは浅ましい、その染み付いた倫理観が彼を責め、後ろめたさを感じさせる。

 だが、彼は自らにこう言い聞かせる。
 村上ファンドを見よ。1000億円という巨額をつぎ込み、純粋な野球ファンを利用して、もっと多くの金を儲けようとしている。自分はあそこまで徹底的に金儲けを追求しているわけではないし、巨額の金を儲けているわけでもない。資本主義社会のルールに則っていようがいまいが、ああいう輩こそが浅ましいのであって、自分は浅ましくない。ああいう輩が行っている金儲けこそが、非難されてしかるべきである。ああいう輩がいるから、世界から貧困が無くならないのだ。

 こうして彼は、村上ファンドへの非難を以って、自分への免罪符を手に入れる。その思いをフリーマガジンに書く。めでたしめでたし、である。

 ・・・などという想像を、私はブログに書く。めでたしめでたし。

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2005年10月29日

眠い

 金曜の夜なので夜更かしした、と思ったらもう土曜の朝と言える。

 明日・・・じゃない、今日は久々にテニスをする予定。その前にガットを張りなおす。

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2005年10月20日

阪神上場に反対するファンは筋が通っている

 いまさら阪神上場について何か書こうかと思ってみた。「週刊!木村剛」にトラックバックさせて頂きます。

 さて、上場を「マネーゲームなんてまっぴら」と頭から否定し、「株主価値なんて知るかボケ!」とでも言いたげなごく一部の阪神ファンの無知っぷりをあげつらうような記事がごく一部のブログで見られるようだが、この点について一言。

 もちろん、上場・非上場の議論において最も重要視されるべきなのは、「上場によって株主価値が上がるか否か?」という点である。これは正論である。それでこそ資本主義社会はうまく回る。ここを理解してない雰囲気を漂わす一部阪神ファンの意見に対して批判が集まるのは、ある意味当然なのかもしれない。
 が、この「正論」は、市場参加者が経済合理的に行動するという前提があってこそのものである。「株主になればいいじゃん!」と言われている当事者がその辺を理解しようともしないし、買収がイヤと言いつつ株価を安値のまま放置してかなりの割合を買い占められてしまった現親会社経営者を頑なに支持する。これはまことに非合理である。そして、自分が非合理的であるがゆえに、資本主義社会の合理性を信じられない。だから上場に反対する。ここに、批判される筋合いは、果たしてあるのだろうか?私には、(非合理であるが)筋が通っているように、思えなくもない。

 無論、その非合理性ゆえに市場は歪み、結果、歪みを利用する者を儲けさせることになっているのだが。それに気づいていないのなら、気づかないままでいさせてあげていいのではないか。金の亡者やら何やら誹謗中傷されてまで、それを正すこともあるまい。
 私としては、「彼ら」に倣って、うまいこと歪みを利用していきたい。プロ野球とかあんま興味ないし。

今日の仕事:
 データ整理と、12月に受ける予定のセミナーについて内容吟味。その他、調査。

明日の仕事:
 某作業が入らなければ、もう少し調査をしたい。

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2005年10月18日

楽天のTBS株取得に対する批判

 ライブドアとフジテレビの時もそうだったが、「ネットとテレビの融合とか言うけど、具体的な戦略が見えない」「はっきりしたビジネスモデルを示せていない」とか言う批判がマスコミから出るのを、時々耳にする。
 だから、何なのだろうか。具体的な、誰もが納得するような素晴らしいアイディアがあったとして、これから商売敵になるであろう他のマスコミに、なぜタダで教えにゃならんのだろう? 私なら黙っときます。つーかそれ以前に、正論言っても理解してもらえない場合が多すぎる気がする。
 そう言えば先日、報道ステーションに村上世彰がゲストで出た時の古館伊知郎のコメントはヒドかった。株式会社の仕組みとか上場のメリットとか、教科書レベルの話が全く伝わらないんだもん。視聴者に分かりやすくしようとして(わざと分からないフリをして)いるのかも知れないが、夜10時からの報道番組であの態度は無いでしょう。
 あれでニュースキャスターとやらが務まるのならば、報道機関としての使命とかテレビ局は公共財だとか、ホント、どうでもいいと思える。

今日の仕事:
 今期の計画についてミーティング。あとデータ整理。整理の仕方を間違えて時間をかなり無駄にした。

明日の仕事:
 何でしょうか。

posted by 柏 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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